こんにちは、タナカです(^^)
この記事を公開した2020年6月17日現在、東京では暑い日が続いております。皆様体調など崩されていないでしょうか?
私は最近、日常英会話の勉強で言語交換アプリを使っていて、そこで仲良くなったシンガポール在住の子とよくチャットしています。マリーナ・ベイ・サンズという有名なホテルや、その子が好きな街だというカトンの写真をたまに送ってきてくれるのですが、あぁ、こうやって次の旅先候補を検討する方法もあるんだなと日々小さな発見をしています。
さて、前回は「旅行先、航空券、ホテルの選び方」をご説明しました。今回は「航空券とホテル予約完了後、出発前日までに準備すること」をご説明します。
- 目次
- (1)入国に必要なものの準備
- (2)事前予約するべきものの洗い出しと予約手配
- (3)現地の現金を得る方法と、現地空港から次の目的地への移動手段の確認
- (4)荷づくり
- (5)海外旅行保険への加入
- (6)出発当日のフライト時間を再確認
(1)入国に必要なものの準備
これは前回の記事でも触れたとおり重要度が非常に高いです。航空券とホテルを予約する前、最初に旅先を検討する段階で入国に必要なものも確認されていると思いますので、航空券とホテルの予約を済ませた後なるべく早めに着手しておくと安心です。
(2)事前予約するべきものの洗い出しと予約手配
これは例えば人気のレストランやショー、鉄道チケットなど「直前予約が難しいものや早期予約割引があるもの」です。この段階で「旅先で最低限これだけは必ずやりたい事」を洗い出し、事前に予約する必要があるものは手配を済ませておきます。
この件で私の失敗談として、ニューヨークで生演奏が聴けるお店に入りたかったものの、事前手配をしていなかったため、どのお店にも入れなかったという事がありました。生演奏好きの私にとって、音楽が盛んな街・ニューヨークでそれが聴けなかったという事は大きなショックで、約1年たった今でもたまに思い出すほどです。
人によっては「旅先でやる事は旅先で決める」というやり方もあり、それは現地滞在時間が1ヵ月など時間に余裕がある方であれば「今日ダメだったら後日またトライする」事が可能ですのでOKかもしれません。ですが現地滞在時間が短い場合は、旅先でこれだけは必ずやりたい事の洗い出しと事前手配を早めに済ませておいた方が、限られた現地滞在時間を楽しく効率よく過ごすことができると思います。
(3)現地の現金を得る方法と、現地空港から次の目的地への移動手段の確認
この2つをあらかじめ頭に入れておくと、現地到着直後に空港でモタモタと手間取る場面が減るので当日の時間の節約ができます。
まず現地の現金を得る手段は、基本的には「両替所を利用する」か「ATMでキャッシングする」の2つです。本やネットで調べると色んな方の“こうすればお得だ”というテクニックがたくさんあり、状況によりおすすめ方法は変わりますので最初はここが特に悩むポイントになるのではないでしょうか。
参考までに私の場合を書きますと「基本的には現地のATMでキャッシング。金額は日本円で5,000円分か、そのATMの最低キャッシング額が5,000円以上の場合はその最低キャッシング額」とし、その後実際に支払いが必要な場面では「クレジットカードが使用できる場合はカード払い、それ以外は現金払い」としています。(現地のATMの操作方法は、その場でスマホを使いネット検索すればOKです)
そして状況により、例えば乗継ぎの合間にほんの数時間だけ市内観光したい、ATMの最低キャッシング額だと多すぎる、という場合は有人の両替所を利用するなどやり方を変えています。
また、現地空港から移動する際、交通系ICカードを購入して電車やバスに乗車したい場合は、ICカードの種類がたくさんあり迷いがちになりますので、自分にとってベストな種類はどれかを出発前に調べておくと当日迷わず購入できます。
配車アプリで移動したい場合は、アプリのインストールや、アプリ内でのクレジットカードの設定(必要に応じて)などを先に済ませておくと、現地で使いたい時にすぐ使えますので当日が非常に楽になります。アプリをインストールしていてもバージョンが古くて現地でアップデートしないと使えない、という事が無いように、最新バージョンかどうかの確認もされておくと安心です。
ちなみに街中での移動時は、どの都市でも基本的にはスマホでGoogleマップを開き、各移動手段とその所要時間などを調べます。注意点として、たまにGoogleマップの精度があまり良くない都市がありますので、自分の旅行先で日本人観光客がよく使う現地の地図アプリを事前に調べておくと良いのではないでしょうか。
(4)荷づくり
まず旅行用カバンに関して、私の経験上からは「服とお土産が多い方はスーツケース、身軽さ重視・服とお土産は特にこだわりが無いので削れるという方はリュック」がおすすめです。私の場合は周遊好きのため身軽さ重視で、常に「リュック+斜めがけポーチ」というスタイルで、「全ての荷物を一日中背負って歩いても大丈夫な重さに収めるためにはどうすれば良いのか」を毎回考え続けた結果、一番のコツは服とお土産を減らす事だという結論にたどり着きました。
旅の荷物をコンパクトにする方法に興味がある方は、よろしければ下記の記事もご覧ください。
▼身軽に旅したい!私の荷づくりのコツ
https://staffblog.surpricenow.com/2018/05/post-8501.html
そして持っていくものについても人それぞれですが、特に必須のものをパスポート・お金・スマホ以外で挙げると「海外用モバイルWi-FIまたは海外用SIMカード」と「ポータブル充電器」です。海外で、日本語以外の言語力が不十分であっても楽しく移動・観光できる秘訣は、私の経験上では“ネットが繋がったスマホを常に持ち歩く事”だと感じていますので、皆様もぜひ準備されてみてください。
また、「どの持ち物も軽さを重視して選ぶこと」と、機内で入国カードが配られる場合に備えて「機内持ち込み用バッグにボールペンを入れておく」こともおすすめです。
(5)海外旅行保険への加入
海外旅行保険は「クレジットカード付帯のもの」と「保険会社が販売しているもの」の2つあり、補償内容は主に下記があります。
- 1.旅行中に病気やケガをした際の治療・入院費用、救援者費用の補償
- 2.搭乗予定の航空機の遅延・運休等が原因で発生した費用の補償
- 3.航空会社に預けた手荷物が、航空機が目的地に到着後なかなか届かない場合に発生した費用の補償
- 4.旅行中に携行品が盗難に遭ったり、破損した場合の補償
- 5.誤って他人にケガをさせたり、お店の商品を壊してしまったりした場合に発生した費用の補償
- 6.年中無休・24時間・日本語での電話サポート
どういう補償を重視するかは人それぞれではございますが、参考までに私の場合を書きますと、まず重視するのは6、1、2です。緊急事態はいつ起こるか分かりませんので、いつ電話しても繋がり、かつ自分が得意な言語が通じるかどうかというのはとても大事なように思います。
また、私がこれまで行った海外12ヶ国17都市への旅行で保険適用になるような事態に遭遇した事は幸い一度もありませんでしたが、「治療・救援費用で数千万円の請求が実際に来た方を何人も見た事がある」という話を社内で聞いた事があるため(旅行会社勤務ならではですね)、少々お高くなってしまっても「治療・救援費用の補償は無制限」のものを選択される事をおすすめします。
▼海外旅行保険のお申し込みはこちら
http://www.surpricenow.com/static/contents/hoken/
(6)出発当日のフライト時間を再確認
出発前日~出発当日に空港に向かうまでの間では、数回、航空会社のWEBサイトで「出発当日のフライト時間」を再確認します。フライト時間が当初の予定と変わる事は残念ながら多々あり、その場合、通常は航空会社や旅行会社から連絡があると思いますが、万が一の場合に備えて私はいつも自分から航空会社のWEBサイトに確認しにいくようにしています。
出発前日までに準備することは以上となります。次回の記事では「出発当日~日本への帰国」 についてご説明します(^^)
前回と次回の記事をご覧になりたい方は下記のリンクからどうぞ。
▼海外一人旅の始め方【1】旅行先、航空券、ホテルを選ぶ
https://staffblog.surpricenow.com/2020/06/1-46d2.html
▼海外一人旅の始め方【3】出発当日~日本への帰国
https://staffblog.surpricenow.com/2020/06/3-50ae.html